50回 朝日岳・古寺山・小朝日岳・鳥原

登山日: 2015年9月21日(月)~22日
天候:晴れ
コースタイム:

<21日>
古寺鉱泉駐車場(6:00)→(7:30)ハナヌキ峰分枝(7:40)→(8:45)古寺山(8:55)→(9:35)小朝日岳(9:45)→(12:10)大朝日小屋(13:10)→(13:20)大朝日岳(13:30)→(13:40)大朝日小屋
<22日>
大朝日小屋(5:10)→(5:20)大朝日岳(5:40)→大朝日小屋(6:00)→(6:20)銀玉水(6:50)→(7:40)小旭岳(7:50)→(8:45)鳥原山(9:10)→畑場峰(9:25)→(11:20)古寺鉱泉駐車場

体験記

◆21日(月)
前の晩から古寺鉱泉駐車場にて仮眠をとり、日の出とともに出発しました。古びた温泉宿が登山口になります。 沢沿いの音を聞きながら約2時間のコースタイムが1時間足らずでハナヌキ分枝まできてしまい、マップの時間表記が間違っているのではと思いました。 長袖で登り始めましたが、この場所に着いた時には樹林帯の中なので快晴の直射日光を浴びないにもかかわらず、半袖になっても大汗をかいてました。 ここから古寺山に向かうにつれて景色が良くなってきます。特に月山、蔵王方向の山々が見えてきます。 出発してから約3時間で最初の眺望場所である古寺山に到着。今度は朝日岳方向を含めた270度のパノラマ展望に見とれてしまいます。 また斜面のハイマツの緑色と赤色、黄色の紅葉のコントラストによりとてもきれいな風景を提供してくれました。 この後、朝日岳の頂上まで、ずうと同様な景色を堪能できます。途中、急な斜面を登りきり小朝日岳の頂上に到着。ここでも360度の大パノラマになっています。素晴らしい景色にまたも感動してしまいます。 と思っていたら、にぎやかな山ガールが20人ほど登ってきて、色とりどりの服装により、一気に華やかな雰囲気に、さらに大きな蝶も近寄ってきてその華やかさに色を添えていました。 この後、急な坂道を下ると、そこからは稜線歩きが始まり、今回の山行を一番楽しく感動する場所となりました。 特にナナカマドの真っ赤な実と他の紅葉と合わさって、とてもきれいな景色を提供してくれます。 途中の銀玉水場では冷たい水に癒され元気をもらい、本日の目標場所の朝日岳小屋に昼頃に到着。 この日は連休の中日でしたので、超満杯でぎゅうぎゅう詰めの状態となり不快な夜になろうとは、到着時点では思ってもみませんでした。
◆22日(火)
起床後に朝日岳に登り日の出を鑑賞しました。耳が痛いほどの寒さでしたが、待つこと10分程で真っ赤な太陽が現れ、それによって照らされた山々の斜面がさらに綺麗に見ることができました。 日の出を見た後は小屋経由で昨日のコースを戻り、途中から分かれ鳥原山に登りました。この山までの道のりが長く、急な斜面であったので、意外と体力の消耗があり疲れてしまいました。 この頂上では私たちが歩いた朝日岳の稜線がすべて見え、これだけ歩いた軌跡を見て自分の足にとても感謝をしました。 ここからは樹林帯に入り、延々と長い登山口までの道のりを約3時間をかけておりきました。
(帰りの温泉:柳川温泉)