第182回 2025年9月登山(大菩薩嶺)
ルート
上日川峠登山口
福ちゃん荘
分枝
雷岩
シカ
大菩薩嶺 頂上
雷岩
標高2000m地点
昼食場所
青空スポット
介山荘
大菩薩峠
下山口(終了)
お疲れビール
シシウド
トリカブト
<体験記>
本日の天気予報は午後2時頃から小雨、夕方から土砂降りになっています。これでは頂上に到着した時点で降りそうなら早めに同ルートにて下山することを覚悟して登山開始しました。
登山口から舗装道路を歩いていきます。ふと左の斜面に目を向けると山道を歩いている登山者を見かけます。我々の歩いている路は車道で登山道ではないことに気づきましたが、福ちゃん荘までそのまま行くことにしました。
福ちゃん荘から本来の登山道になり道の両側が笹に覆われた林の中を登って行きます。徐々に急登になり我々の10人の参加者による隊列がだんだん伸びてしまったので、その都度待ち合わせを行い雷岩に向かいます。1位時間程で展望が開けた斜面になり、遠方はガスで見えないものの右側は木々がなくなり、緑の笹の斜面が広がって展望できます。ここから数分で雷岩に到着しました。
広く木々の全くない場所で岩、石を積み上げられたところに展望場所(高台)があり、そこで景色を見ようとしましたが、やはりガスに覆われ大菩薩湖と近くの山々が眺められる程度でした。それでも大展望には変わりはなく、もしガスってなければ、富士山、鳳凰三山、白根三山方向の山も見え、もっともっと感動するだろうと想像し、すぐに次の頂上に向かい数分で頂上に到着しました。ここは木々に囲まれているので、日本百名山に登った喜びだけを味わい、集合写真をとり雷岩に引き返します。
当初、雷岩で昼食をとる予定でしたが、ガスによる展望不良のため、大菩薩峠でとることに変更し先に進みます。雷岩から峠に向けて出発すると、すぐに緑の絨毯(クマザサ)に覆われた稜線に出て青空も覗き始め、目の前に広がる雄大な景色が見えると、思わず立ち止まるってしまいます。まさに天空の道を歩いている気分になり、心も軽くなり、何度も振り返って見てしまいます。登山口から1時間ほどでこのような場所に来れるので人気のある山であることがあらためて分かりました。
稜線の途中で、景色を見ながら爽やかな秋が近づいているのを感じる風を受けて気持ちよく昼食をとれます。昼食後は介山荘まで行き、ここから下山開始になります。林の中なので展望はなく、もくもくと歩き福ちゃん荘に着きます。もう登山口の上日川峠までまもなく着くことが分かっていたので、雨の心配もなくなり最後の山歩きを楽しみ無事に下山し14時のバスに間に合いました。